あさぶろ日記

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花梨で癒される話。

先日、実家に帰省した際に、庭の木に実っていた花梨(カリン)の果実を、幾つか貰って、持ち帰ってきた。

一つは、刻んで蜂蜜につけて、あと二つは実のままの状態で玄関先に置いて香りを楽しむことにした。

写真はこちら。

黄色くて光沢があって綺麗。

このように色も綺麗だし、なんか光ってるし、形も可愛いし、見た目も良い。

でも、花梨によって癒されるのは、何よりその香りだ。花のような果実のような、なんとも甘美で華やかな香り。クサクサしたような気分の時に嗅ぐと、一気に心地良くなる。気分爽快というか、良い感じにリフレッシュされるのだ。

その香りが大好きすぎて、こうして実家から貰ってくると、いつも玄関先に置いて、実が傷んでくる最後までずっと楽しんでいる。

ただ今回は、はちみつ漬けにしてみようと思い立った。

そして、調理にあたって注意すべきは、その実の硬さ。

かなり硬いらしいとは聞いていたけれど「いやいや、おっさんナメたらダメだよ」と、内心たかを括っていた。

だが、本当に硬い。

こんなに硬い果実ってあるのかな、というくらい硬い。カボチャとかも硬いけど、それより硬い。なんとか力技で、無理やり切り刻んだわけだけれど、一歩間違えると包丁を切り損ねたりしかねないので危ない。少し温めると切りやすいとか、色々知恵があるみたい。

だから、そのままでは食べられない。硬すぎて。おまけに渋みもすごいらしい。こんな芳醇な香りなのにね。

で、種とかワタとかは取り除いて、細かく切った果肉の部分は、タッパーに入れて、ヒタヒタになるまではちみつ漬けにした。

調べてみると、ジャムの要領で煮詰めたり、砂糖漬けにするとか色々レシピはあったのだけれど、面倒くさかったので、単にはちみつにぶち込む形にさせていただいた。

こんな感じになった。

下のガラスタッパーのがはちみつ漬け。

これを漬けておいて、1〜2ヶ月すると、良い感じのシロップになるらしい。

だが、我慢できず、浸けた翌日に少し味見をしてみた。1日に1回混ぜるといいと耳にしたもので、そのついでに、ついペロリと…。

すると、もう既に果肉から水分が出ているようで、はちみつも少し水っぽくなっていて、滑らかなシロップ状になっていた。しかも、良い香りで、当たり前だけど甘くて、美味しい…。

どうやら花梨は、喉や咳にも効くらしい。なんと素晴らしい。私は扁桃腺腫れがち人間だし、娘もよく咳き込んでいるので、うってつけだ。香りだけでなく、疾病においても癒しになるとは。

これも、夏の時期に梅シロップを少しずつ楽しんだように、チビチビと味わいながら頂くとしよう。ただ、この様子だと、1〜2ヶ月経つ前に、すっかり食べ終えてしまいそう。。