あさぶろ日記

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子供向けにスマートウォッチを買ってみた話(まだ実運用していない)。

小学校二年生の息子が1人で行動するにあたって、GPSで位置情報を取得しておきたいと思い、以下のツールを用意した。

  • スマートウォッチ(QISHUO LT21)
  • SIMカード(HISモバイル)

本当は、AppleWatch とか持たせたかったのだけれど、我が家にそこまでの財力は無い・・。ということで、子供向けのSIMフリー式スマートウォッチを持たせることにした。

なぜスマートウォッチか

そもそも、なぜスマートウォッチなのか。

ちなみに、息子が学校に通う際のランドセルには、GPS機器を忍ばせてある。これだ。

みてねみまもりGPS

【公式】みてねみまもりGPS 子供を見守るNo.1バッテリーのGPS 入学準備の新定番。みてねの子供用見守りGPSサービス「みてねみまもりGPS」。小学生の子供が持ち運びしやすい小型で精度の高 mitene.us これは、小学校入学時から使わせてもらっている。端末代が約5,000円。月額の通信料も500円程度だ。サイズも小さくて目立たないので、ランドセルのポケット内に入れておくことができる。学校で先生とかに見つかっても多分怒られないだろうと思う。それくらい小さいし、見た目はただの四角い白い箱。そしてGPSの精度もそこまで文句はない。ただ、連絡手段は無いので、完全に子どもの位置情報を把握するためだけのツールだ。

しかし、一人で外に出かけて遊ぶとなると、さすがに「どこ行ってんの?早く帰ってきなさい」くらいは言いたくなる時もあるはず。だからこのGPS機器だけでは不十分だ。

それならば、今の時代、キッズスマホキッズケータイ)を持たせるという手もある。

しかし、息子は、スマホのような精密機器というか電子機器を持ち歩く習慣は無い。持ち歩いたこともない。普段持っているものといえば、小学二年生らしく、ティッシュとハンカチくらいだ。最近はお財布も持つようになったけれど、せいぜいコインケースレベルのこじんまりとした大きさのものだ。

そして、あまり言いたくはないが、彼は結構うっかりしているところもあるので、よく物を無くす。ポケットに入れていても、かなりの確率で落とす。先日も、学校で返されたテストを四つ折りにしてズボンのポケットに入れて遊んでいたらしいが、見事にそのテストを行方不明にした。なぜポケットから物を落とすのか分からないが、それくらい物を無くす。そんな彼にスマホを渡すのはちょっと危険だ。

というわけで、スマートウォッチを利用することにした。これなら、スマホと違って身に着けられるから、無理やり自分から取り外そうとしない限りは、落としたり無くしたりすることはないはずだ。

では、どのような機種があるのか。調べてみると、日本製のスマートウォッチは無いらしい。いや、正確に言うとあるのだが、日本製で子供用のものが無い。子供用は中国製のものがほとんどだった。中国製が悪いわけではないが、マニュアルに書かれた日本語が理解しにくい部分があることは想定しておく必要がある。

また、子供用と言っても、様々なモデルがある。知育玩具タイプのものとか、スマホで連動するものとかだ。私が今回欲しかったのが、SIMフリーのものだ。用途は、GPSでの位置情報把握と簡単な連絡手段ツールなので、スマホ連動のものだと意味がない。スマートウォッチ単体で機能が使えるものが望ましい。家ではタブレット端末を使ってもらってそこには知育アプリも入っているので、わざわざスマートウォッチのほうでも知育玩具の機能を搭載する必要もない。というわけで、SIMフリーにして、SIMカードは別途契約することにした。

ということで、冒頭の話に戻る。

以下、時計についてと、SIMカードについての評価を述べていく。

スマートウォッチ(QISHUO LT21)

これは、まず純粋に色が気に入った。息子は大の緑色好き人間なので、この青なんだか緑なんだかの、水浅葱色だか青竹色だかのカラーを選択。

あとは、余計な機能が付いていない。何やら他のスマートウォッチでは、ゲームアプリが入っていたりするものがあるようだったが、これはもう本当に搭載されているのは連絡機能ばかり。1つだけゲームアプリも入っていたが、「算数の早押しゲーム」みたいなものだったので、むしろ勉強系なのでありがたいくらい。

詳しい機能としては、通話、ビデオ通話、チャット(WeChat)、電話帳、カメラ、SOS、などがあった。親側は、専用のアプリから、子供側の時計に対して、電話だったりチャットだったりで連絡が取れる。もちろん、当初から目的にしていた位置情報も把握可能。申し分ない。

価格的には少し高い。1万2千円くらい。ただ、SIMフリーで必要最低限の機能を搭載するとなると、やはりどれも1万円は超えてくる印象があった。正直、子供がもう少し大きくなればキッズスマホを持たせるつもりなので、これはその間までのつなぎではあるけれども、命を守るためにはこれくらいの出費は致し方ない。

ここからは実際、製品が手元に届いてからの話。

見て、触ってみると、結構デカい。私も普段スマートウォッチ(スマホ連動型で、安価なもの)を使っているが、それと比べて二倍くらいの大きさがある。子供の小さい手に付けると結構大きく感じる。

あと、設定が少々面倒くさかった。上にも少し書いたが、中国製のため、日本語での説明が若干乏しい感じがした。時計に付属していたクイックスタートマニュアルみたいなものだけでは分からないところがあって、そこに取扱説明書ページのQRコードが記載されていたので辿ってみたら、まさかの画像ファイル(png)だった。

こんな感じで説明書の全ページが
1枚の画像ファイルに収まっていた
正直、めちゃくちゃ読みにくかったが、何とか無事に設定完了まで漕ぎつけた。

特に、APN(Access Point Name、アクセスポイント名)設定がかなりやりにくかった。この時計側の画面では、基本的にキーボードがアルファベットテンキーになっていて、パソコン等でなじみのある QWERTY 配列キーボードなどではなかった(恐らく子供が使う時計側からのインターフェースは極力無くそうとしているのかもしれない)。

そのため、アクセスポイントの入力がめちゃくちゃにやりにくくて苦労した。アルファベットと数字と文字記号の切り替えもなかなか難しかった。

しかも文字を入力しても、その入力された文字(編集中の文字)が何なのか、画面で確認できない。キーボードを打っている間=文字編集中は、最終的にどんな文字が入力されたのか画面では確認できない仕様なのだ。

たとえば「HIS」という文字列を入力しようとすると、普通は「H」→「I」→「S」と連続して打つはずだが、「H」を打ったらそれは画面に表示されない。テンキーが画面いっぱいに表示されているので、編集中の文字が見えない。果たして本当に「H」が打てているのか分からない状態で「I」→「S」と打ち続けなければならない。最後まで打って確定させてテンキーの画面を閉じて初めて、最終的にどんな文字列が入力できたか確認できるのだ。

説明が難しいのでちょっとこの辺にしておくが、とにかく、難しかった。

それと、サーバ名とかその辺りの入力項目もあったが、SIMカード情報に記載がなかったので空欄にした。APNとユーザ名とパスワードと認証方式だけ設定したのだが、とりあえず繋がるようなのでたぶん大丈夫だったのだろう。

文句ばかり書いたように見えるが、総じて満足している。

詳しくは触れなかったが、SOS機能というのもあって、時計の特定のボタンを押し続けることで自動的に登録済み電話番号にダイアルされるものもある。基本的に子どもから連絡をとるようなことはせずに親から確認する方針で良いと考えているが、これを使えば万が一の場合にも子供側でヘルプが出せる仕組みだ。

これで、いつでも子供を一人行動させてあげられる。

SIMカード(HISモバイル)

そしたら、使うSIMは何が良いかなという検討。まず大きく、データSIMか、通話SIMかでどちらを選ぶか。

当初は、電話も使わないし安いし、データSIMのほうでいいかと考えていた。その場合、nuro モバイルというところが安いとの情報を得た。調べてみると、お試しプランというもので、月々330円で、データ容量は0.2GBとのことだった。たしかに安い。前述の通り、用途は微妙に異なるとはいえ、みてねみまもりGPSも持たせていて毎月500円程度払っているので、安く抑えられるに越したことはない。

だが、少し考えてみると、やっぱり何かあった時にすぐに電話できるようにしたいなと思い直した。少し触れた SOS 機能がそうだけれど、万が一、子供がトラブったり焦ったりしたときに、すぐに親と連絡が取れる選択肢を用意しておきたい。そういう切羽詰まった状況で、子供が、小さい時計の画面をスワイプして「えーっとビデオ通話のアプリはどれだっけ・・」とかは、なかなか難しいと思ったからだ。

というわけで、データSIMではなく、念のため、通話も可能なSIMにすることにした。

で、再度選びなおし。ネットにあるオススメ情報なんかを見ていると、b-mobile とか、IIJmio とかも良いという情報もあったが、価格面で、HISモバイルにした。

そうしたら次はプラン。子供がそこまで長時間電話するケースは少ないと考え、できるだけ、データ容量を抑えたプランとして「自由自在290プラン」というものがあった。

これは1GBまでなら、毎月550円。みてねみまもりGPSとそう変わらないが、データ量が100MB未満であれば、290円になるという。実際、息子が一人遊びする機会は、多分そう多くない。ましてや、一人で遊んでいても、そこまでデータ通信が必要なケースも少ないだろう。まだガッツリ使ったわけではないので、実際のところ外でどれくらい遊んで、どれくらい連絡を取って、それが通信料どれくらいかかるのかは、未知数だ。少ないかもしれないし、多いかもしれない。少なければそれはそれでいいが、多くても、1GBまでで550円ならまだ許容範囲だ。

また、通話ができるので、通話のオプションプランもあった。通常であれば、30秒あたり9円かかるところ、このオプションでは月々500円プラスすることで5分間かけ放題とのことだ。しかし、あくまで今回は通話は緊急用という位置づけで利用する予定なので、オプション加入は無しにすることにした。恐らく、現時点ではそこまで使うケースも多くないと考えているので、毎月500円は少し割高に感じたためだ。

したがって、様子見も兼ねながら、文句なしでこのプランに決めた。なお、回線はNTTドコモだった。

総括

というわけで、長々と述べたが、実際にはまだちゃんと外でガッツリ使ったわけではなく、今はまだ導入段階。導入完了したところ。よって、実運用はこれから。

次は、息子が一人で行動して、実際、スマートウォッチで申し分ないか不十分なのか、スマートウォッチはよくてもデータ通信は適切なプランか、など色々と軌道修正というか、あとから検討材料が出てくることだろうと思う。また、上にも少し書いたが、もう少し大きくなれば時計ではなく、そもそもスマホを持つようになってくる。そうなったときに、色々とまた検討が必要になる。機会があれば、またそういった観点で記事を書こうと思う。

自分が子供だった頃はこんなに便利な時代ではなかったけれども、今は、子供が行方不明になる事件も多く報道されているし、やはり手放しで一人で遊びに行かせるのは不安な気持ちもある。まだ子供が小さいということもあるが、命は何物にも代えがたいので、気を付けつつ、子供が伸び伸びと過ごせるようにサポートしてあげたいと、親としては思う。

と、よくわからん記事でしたが、今回は子供見守りの仕組み検討でした。おしまい。