あさぶろ日記

note のほうに書いている記事を保管しているだけです。

Power Automate を触ってみた話。

仕事関係のメモと雑感的な内容です。大したことは書かないです。


情報システム部門という仕事柄、流行りのRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)もだいぶ前から社内に導入して、私も色々いじったりしていたのだが、去年とか一昨年くらいから、別の担当者の方にロボットのおもりはお任せしていた。そのため私が面倒を見るということは無くなっていた。

で、先日、その方が異動してしまうということで、また私のほうでロボ運用を担当することになったのだけれど。私が仕組みを構築した時から比べると、大きくレイアウトや使い方が異なっていて少々戸惑った。

ところで、もう今はブームは過ぎたのかな?と思えるRPAだけれど、各社が色んなソフトを出しているものの、実際そこまで大きな違いは無いように見える。結局やろうとしていることは操作の自動化であって、それができるなら正直どのツールを使おうがあまり関係はない。と思う。私は。

というか、個人的には、私自身本業が一応システム開発側の人間なので、このツール自体そこまで必要と思っていなくて。もし自分が業務をする側であったなら「面倒なら自分で作っちゃえばいいのに」と考えてしまうのだけれど、社内で「是非導入したい」「この業務が面倒なので自動化したい」という声があるので、立場上、仕方なく使っている。(RPAそのものを否定しているわけではないです、悪しからず)

本音で言えば、本来の業務をきちんと構築しなおしたり、業務システムの処理で取り扱う範囲を見直して機能を改修したりすれば、そもそも手作業の業務を自動化する必要もなくなるだろうと考えている。けれど、如何せん、色んな事情ですぐにはそんなことができなかったりする。本当に業務そのものを効率化するのであれば、いずれはそういうところにメスを入れる必要はあるだろうが、会社としても、人やお金、時間というリソースは限られているし、すぐには手を付けられないという状況だったりするからだ。その結果、内心そこまで納得していなくても「承知しました。では、導入しましょう」となる。数年前の私がそんな状況。

よく言われるのが「システムで自動化されている部分」と「業務で手作業をしなければならない部分」があるとしたら、RPAではその橋渡しというか。これらが登場し始めた当初は、「本当はシステムで全部自動化してほしかったけれど、色んな事情でそういう機能を作ってもらえなかったものだから人手でやるしかない。でも、人でやるには単純作業とか繰り返し作業だよなぁ」といったような業務を、ただただ何も考えずにロボット(ソフトウェアロボット)が淡々とやってくれますよ、という触れ込みだったようにも思う。

きっと、そういう業務はどんな会社でも山ほどあると思うのだけれど、じゃあそのスキマ的な業務を全て自動化してみたからと言って、全部が全部コスト削減とか、どデカい費用対効果が出るというわけでもない。会社によってそのような業務の重さは全く異なるわけだから。そういう状況を、ブームに乗って一通り色んな会社が経験して、ようやく今「あっ、思ったよりもRPAって使えないね」だったり「うわー、めっちゃ助かったなぁ。RPA良かったなぁ」といった評価が分かれてきているのだろうと個人的には思う。

使い手としての評価はそんなところなのかなと感じる。

で、作り手(ロボットエンジンの開発者じゃなくて自動化フローとかステップの作成者側という意味)としては、私自身も、各部署からの依頼をもとに、RPA用のフロー設計したりステップ作ったりしていた経験があるのだけれど、なかなか割に合わないなぁという感じもある。

簡単にササっと作れるわけにはいかないというか、ササっと作ってしまったとしてもその後の面倒を見る必要はあるわけで。もし「これ突然止まっちゃって、すごく困るんですけど」という状況になったときに、「誰がこんなん作ったんだよ」とか「これどういう作りになっているんだよ」とかいう事態にもなりかねない。ドキュメントを整備しておくとか、複数担当者で対応できるようにしておくとかは当然必要だけれど、そうしていくと結局「それ専用の業務」を張っておかないといけなくなってしまう。単純に業務が増えるのだ。私の勤め先のような体制ではなく、実務担当者側つまり業務ユーザ側が自由にRPAを使って自動化ロボを作っていいよ、という体制の会社もあるだろうが、基本的には同じ構造になっていると思う。結局、「野良」が出来ると問題なのであって、それを防いだり対処する仕組み自体が必要なのだ。

だから、正直割に合わないなぁ、でもやれと言われればやるしかないよなぁ、というのが作り手側としての本音。

あれ?なんか愚痴のような話ばかりになって恐縮だけれど、何の話だったっけ。あっ、そうそう、最近またRPAのおもりを始めましたよ、という話。

そういう中で、今回ちょっと、Microsoft から無償で出されている「Power Automate」について、触ってみた。

お仕事で使っているのは別のRPAツールだけれど、せっかく無料で使えるロボがあるのであれば使ってみたいなと思った。

というか実際には、最近また仕事で触るようになったRPAが結構使いにくくて、しかもどんどん機能も変わっていくものだから、「こんなにユーザ置いてきぼりにして突き進んでいかれるのはちょっと怖いな」と若干思ったためだ。変な話、これだけスピード感あると急に全然違う方向にかじを切られる可能性もあるわけで。そうなったときに「どうするの?もちろん付いてくるよね?」といった状況になりかねない。それはリスクだ。いついかなるときも最適なソリューションを考えなければならないと個人的には思っているので、ユーザ側としてはベンダーロックインは避けたい。あくまでこのツールは手段であって、目的ではないからだ。

といったところで、他所のRPAツールも使えるようにしておきたい。

前置きと愚痴と雑談が長くなったけれど、「Power Automate」の話。

・・と思ったけれど、ここまでで随分と長々と書いてしまったし、ちょっと疲れてきてしまったので、Power Automate を使った感じの感想とかは、また今度にしようと思う。期待していた読者の方がいらっしゃったら本当にすみません。えっ、もともと有用な情報があると思ってこの記事を読んでいる人なんて居ない?そうですか、失礼しました。

そんなわけで、「Power Automate」の話、前編でした(後編があるとは言ってない)。おしまい。