あさぶろ日記

note のほうに書いている記事を保管しているだけです。

またしても熱が出た…の話。

先日、熱が出た。38度台だ。明らかに平熱ではない。

熱が出ると「まさか・・」という思いがして怖くなる。実は私は、以前にも一度流行に乗ってしまって、アレに罹患した経験がある。その当時の様子は幾つかの記事にまとめている。

コロナなど。|あさぶろ|note 新型コロナウイルスの症状とか後遺症とかワクチンとか、実体験の記事です。 note.com で、今回も、もし罹っていたら・・と思うと、気が気ではなかった。

「自己管理ができていない」
「だらしない」
「遊んでいたんだろう」

そんな声が聞こえてくる気がする。どう言い訳しても、私をそんな目で見る人は居るだろう。本当はかなりの人嫌いなので、大勢の人が居るところなんて頼まれても行きたくない人間なのだけれど。

とにかくもう一度、体温を測り直してみる。

体温計の表示は「38.4℃」だった。明らかに平熱ではない。私は平熱が低く、35℃後半~36℃前半なのだ。それよりも2度ほども高い。2度も高ければ、だいぶ違う。

ちなみに、我が家のお風呂の給湯温度は、今の時期、40℃だ。寒い時期などは42℃なのだが、それに比べて2度違う。2℃も違うと、温かさは全然違う。冬の時期は42℃のシャワーを浴びるとかなり熱く感じる。しかし今のような暑い夏の時期では、40℃のシャワーはなんだかぬるい。一度、冬の時期に40℃にしてシャワーを浴びたことがあるが、身体が全く温まったような感じがしなかった。危うく風邪をひきそうになった。2度というのは、体感的にそれくらい違うのだ。

何の話だったっけ。そうだ。体温。熱が出たのだ。
以下。熱が出てからの流れを記す。

※一般的な流れというわけではないですが、あくまで私の場合。

1.会社へ報告する

もう何度測っても38度台なので、仕方ない。平日の朝だったので、まずは会社に報告。仕事をしようにも頭はボーっとするし倦怠感はすごいし。働いていられる体調ではなかった。なので正直にその旨を上司に伝えて、お休みをもらう。

2.自主隔離する

その後は、家族とは別の部屋に籠城し、一人こもる。隔離というやつだ。もしこれが例の流行り病だったとして、家族に移しては申し訳ない。で、しばらく眠ることにした。

3.安静にしてみる

寒い寒い。少しの間寝てみたりもしたが、この猛暑みたいな気温なのに、全然温かくならない。おまけに、頭痛も出てきてかなり辛くなってきた。関節もかなり痛い。これはいよいよ恐ろしいぞ・・。

4.病院を探す

ということで、昼頃になってようやく、寝ていても治らなそうということで、病院を受診することにした。

私は埼玉県在住なので、発熱をしたらまずこのサイトにアクセスして医療機関を探すということをしている。

診療・検査医療機関検索システムについて 埼玉県 診療検査医療機関を検索するための玄関口となるページです。 www.pref.saitama.lg.jp

埼玉県指定診療・検査医療機関検索システム 埼玉県内を対象にした新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ両方の診療ができる医療機関の検索システム です。 flu-search.pref.saitama.lg.jp しかし、近所に受診できる病院がすぐに見つかるとは限らない。

現に、私は3か所ほど電話してやっと「午後から診察できます」というところが見つかった。

5.受診する

受診の流れとしては、発熱外来というところで診てもらうことになる。で、今はやっぱり流行り病の可能性もあるもので、診察自体も、医療機関によって色んな方法がとられる。たとえば、換気の良い屋外で診てもらったり、自家用車の中で診てもらったり、隔離された専用ブース内で診てもらったり。そうやって診てもらって、お医者さん的に「これはアレじゃね?」という判断があって、ようやく検査になる。

6.検査する

病院によってどんな検査をするのか変わってくると思うが、私の受診したところでは、まずは抗原検査、そしてPCR検査、という2本立てだった。

まずは抗原検査。私は初めてやったのだけれど、痛かった。方法は長い綿棒を看護師さんが持って、私の鼻の穴に突っ込み、グリグリーッと引っ掻き回して粘液を採取するというもの。インフルエンザとかの検査でもこんな感じのやつはやったことがあるのを思い出した。もう一度書くけど痛い。

で、次はPCR検査。私は前回罹患した時にも経験済みだったのだけれど、唾液を採取するという方法だった。専用容器の5cc目盛りのところまで、自分の口腔内のありったけの唾液を絞り出して集める。結構大変だが、人に見られないところで気長にできるのであれば、楽は楽。痛くないし。

7.抗原検査の結果

抗原検査は、採取してすぐに結果が出る。

結果は、「陰性」!

あぁ、少し安心・・良かった。。
けれど油断はできない。抗原検査は精度がそれほど高くないらしく、実際は陽性でも陰性と出たりする場合もあるという。なので、PCR検査の結果を待つ必要がある。病院によっては、PCR検査の結果がすぐに分かるところもあるが、私が今回受診したところでは翌日にならないと分からないとのこと。

なので、精算してこの日は一旦帰る。ちなみに、今回かかった診察料は数千円台。ネットで調べると、検査だけで数万円とかいてあるところもあったので、ビクビクした。恐らく、医師が診断したうえで「検査した方がいいね」となったからこの料金なのかな。よく仕組みは分かっていない。

8.帰宅して結果に怯えながら待つ

家に帰ってきて、家族と口も利かずにLINEで会話。

「どうだった」
「検査してきた。抗原検査は『陰性』だった」
「そう。なんだか私も体調悪い感じする」
「ごめん、うつったかな・・」
「もう寝るね」
「おやすみ。PCR検査の結果分かったらまた連絡します」

そのようなやり取りをして、「ああ、陽性だったら会社になんて言おう」と怯えながら眠る。でもまだ熱が高いので眠りにくく、解熱剤(ロキソニン)を服用。病院でアセトアミノフェンを貰ったけれど、経験上、個人的には効かないことが多かったのでロキソプロフェンのほうにした。

9.翌日、熱が下がっていた

翌日、体温を測ると、なんと「36.4℃」!

あっ、下がってる。よかった・・!
けれどまだ安心はできない。会社にも報告して、熱は下がったので仕事はする。ただ、いつPCRの結果が来るのか気が気ではなく、当然仕事に集中はできない。

10.PCR検査の結果は…

午前中、ソワソワしながら仕事をしていたら、知らない番号から着信。

「来た…!」ということで電話をとったら案の定昨日受診した病院からだった。

「昨日受けられたPCRの結果ですが…
 …
 ……
 ………陰性でした」

あぁ、よかった…!
どうやら、症状から単なる風邪ではないか、と。

言われてみればたしかに鼻水とかが酷い。必ずしもそうではないと思うが、あの流行病の症状で鼻水が出るというのはあまり聞いたことがなかった。

ということで、検査結果を家族に伝えて、自主隔離は解除し、会社に伝えて「お騒がせしました」と詫び、そこからは何故だか元気が満ち満ちてきた。

不思議なもので、「問題ない(いや風邪なので多少の体調不良はあるから問題ないわけではないが)」と医者から言われれば、何だか元気なような感じがしてくる。

病は気から。

しかし本当に、今のこの世の中「熱が出た」というだけでこれだけ怯えたような気持ちになるのは、なんだか世知辛い。経験者として、もうあのような思いはしたくないと思ってしまうのだ。

打って変わって「陰性でした」と言われれば、地獄から天国にのぼるような思いで、一気に安堵する。けれど虚しさが付き纏う。一喜一憂。なんだかなぁ。という思い。

早くのびのびと、堂々と「すんません、体調不良で熱出ちゃったんで」と言って休めるような日が来て欲しいな。なんて。