あさぶろ日記

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オフィスカジュアルと挑戦の話。

私は会社員だが、家で仕事をしている。在宅ワークというものだ。

そして極力、家族以外の他人と会わないような生活をしている。そもそも会社に行かないので、同僚や上司などの会社関係者と直接会う機会もない。職場の人たちに顔を合わせるのは、Web会議をする時くらいのものだ。

とはいえ、家に居るからと言って「社会人なんだし、きっちりと仕事できるような服装であるべきだろう」というような思いはある。髪の毛ボサボサだったり、髭ボーボーだったりするのは、社会人としてどうなのだろう。昭和生まれのサラリーマンなので「家であっても仕事をするのだから、本来は背広を着込んだ方がいいのではないか」という思いさえある。

勤め先の規定によると、通年でオフィスカジュアルになっている。そうすると、ネクタイはしなくてもいいが、さすがにワイシャツ、そうでなくとも襟付きのシャツは着たほうがいいだろう。そしたらやはりズボンも、スラックスとまではいかなくとも、チノパンくらいは履いておいたほうがいいか。そんなことを考えて、日々無難な服装をしているわけだ。

第一、私は業務上、在宅で仕事ができるけれど、同じ会社であっても、仕事柄どうしても会社に出社して勤務する必要がある人たちも居る。そのような人たちは、恐らくきちんとスーツを着て頑張っているに違いないのに、私だけ適当な格好などはできない。

しかし、ある時、ふと「これって一体、誰のためにしている格好なんだ」と思う出来事があって、今までの考えがガラリと変わった。

それは、とある案件で、社内に居るメンバーの割と大人数を対象にして、Web会議で打合せをした時のこと。在宅ワークの社員も多いが、出社してその会議に出席メンバーも多かった。社内でなかなかエライ立場にある方も、その時はオフィスに出社されて、打合せに出ていた。

だが、その姿を見た時、私は一瞬驚いてしまった。

その方の格好は、普通にTシャツだったのだ。無地でもなければ、シンプルな絵柄のものですらない。何やら英語のスペルのようなものが、賑やかに走り書きされているTシャツを着ていた。そして、その場に居たその次くらいにエライ人も、別にワイシャツを着ていなかった。もはや襟付きのシャツすらも着ていなかった。肌着のように見える、よく分からん感じのVネックのシャツだった。

それこそスーツなんて、今や誰も着ていなかったのだ。私がしばらく出社していなかった間に、オフィス内は、一般的にイメージするよりもさらに上を行くレベルのカジュアルな状態になっていた。(もちろんお客様と商談とか、時と場合によるのだろうが)

それを見て「あっ、そんなの着てていいんだ・・」という思いと、「今まで家に居るくせに割とカッチリした服装をしていた自分って、なんなんだ・・」という思いになった。

もちろん「いや、会社のエライ人だからそんな格好をしていても許されるんだろう。お前みたいなペーペーじゃだめでしょ」そんな意見もあるだろう。

しかし、エライ人だからこそ、先陣を切ってくれてそのようなスタイルで働くようにしていると考えたらどうだろう?「幾らオフィスカジュアルだと言っても、上の人間がその姿を見せてあげなければ、下もやりにくいよな」と。「いいんだぞ、もっと自由になれ」と。いや、別に直接そんなこと言われてはいないが。

というわけで、仕事終わり、私はその日のうちにドン・キホーテに向かい、1枚1,000円もしないくらいのジャージ風の短パンを買ってきた。私も、役員たちの背中を追って、これを普段の業務でも履くことにした。というかもう履いてる。今日も短パン履いてる。実は今週、ずっとこのスタイルで攻めている。

日々、挑戦。変化に対応すること。身をもってそれを教えてくれた上司たちに感謝だ。

ちなみに、下半身はWeb会議でも見えないからそれでいいが、上半身はポロシャツにしておいた。まぁ一応ね、襟もついてるし・・。けれど、最終的にはタンクトップくらいまでを目指していきたい。すみません嘘です。あっ、でも短パンはホントです。スースーしてトイレ近くなりました。おわり。