あさぶろ日記

note のほうに書いている記事を保管しているだけです。

食の嗜好と健康とレッテルの話。

いつからか分からないが、以下のいずれか一つでもその要素が無いと、それを食べることをしたくないと思うようになった。

1.「今まで食べて美味しいと思ったもの」
2.「食べたことないけど美味しそうなもの」
3.「そんなに美味しくないけど好きなもの」
4.「体に良い(良さそうな)もの」

なんとも贅沢で傲慢な価値観だというのは理解している。申し訳ない。

幼い頃は好き嫌いが激しいほうだったが、今はそれなりに何でも食べられるようになった。けれど、一人暮らしを始めてからだろうか。自分で食べるものを自分で選ぶことができるという環境になってから、好き勝手な食生活になっていった。飲み会で普通に食事をして帰宅した後に、深夜、すき家でメガ牛丼を食べたり、天下一品で味がさねラーメンを食べたり。今やったらたぶん胃粘液が足りなくて普通にリバースしてしまいそうだ。

そのような悪行を繰り返してきたからだろうか。社会人になって結婚してからしばらくすると、見事な、いや、見るも無残なメタボ体型に変身していた。気づいた時には体重70キロ台。下手したら後半。いやいやいや。たしかに小中高時代はちょっとぽっちゃり気味ではあった。けれど、高校二年生くらいで「これじゃマズい」と思い立ったタイミングで一念発起してダイエットに成功してから、ずっと60キロ台だったのに。

※ちなみに今も独自の方法でダイエット継続中。下記の記事ご参照。
https://note.com/furokun/n/n06a511531237

そういったわけで、以前に比べると口に入れるものは少しは気にするようになった。ただ、他方で、食事は人生を豊かにするものだという考え方も持っている。味気ない質素な食事はそれはそれで低カロリーだったりするかもしれないけど、食べる喜びは可能な限り長く人生で味わっていたい。だから無理せず、あんまり我慢せず、食事はするようにしている。

前置きが長くなったが、以上を踏まえて冒頭にあげた要素の「4.体に良い(良さそうな)もの」について。

言い方は酷いが、「ちょっと美味しくなさそうだな・・」とか「前に食べたことあるんだけどそんなに好きじゃないんだよな・・」と思うレベルのものであっても、この「体に良い(良さそうな)もの」に該当する場合には、私は食べてしまう。

先日テレビのニュースを見ていたら、某スーパーでは生の魚を「機能性表示食品」として販売しているらしい。調べてみると本当だった。

https://www.beisia.co.jp/news/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%9D%EF%BC%81%E2%80%BB1%E4%B8%AD%E6%80%A7%E8%84%82%E8%82%AA%E3%82%92%E4%B8%8B%E3%81%92%E3%82%8B%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%81%E3%82%92-%E3%80%8C%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%80%A7

どうやら消費者庁のページで見てみたら、機能性表示食品とはこういうものらしい。

画像1

これはまさしく「4.体に良い(良さそうな)もの」だ。
そりゃ買ってしまうな、と思った。健康であれば味に関しては多少目を瞑ることができてしまう。私以外にもこんな観点を持ってる人が多いか分からないけれど。

※無論このスーパーの魚の味に関する意見ではないです。食べたことはないですが、きっと美味しいと思います。

何となく思うのは、そういう食品として認められるには、恐らくだけど何かしらの届出とか審査とかがあるのかもしれない。でも、その認定される前と、認定された後では、その食品自体に何も変化は無い。違うのは「誰かからのお墨付き」だったり「レッテル」が貼られただけ、ということだ。良いものは本質的に良いもの。だけれどその裏付けがあるのと無いのとでは、人からの見え方が異なる。
そういうのをなんと言うんだっけ。ハロー効果?代表性ヒューリスティック

いずれにせよ、このスーパーのグループは、今週号の日経コンピュータにも紹介されていた。尖った経営手法とのこと。

人の心を掴んでそれを商売に活かす。
色々な方面から事業を考えられる人は本当にすごい。