あさぶろ日記

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サンタはどうやってうちにやって来るのかと子供に訊かれた話。

今年もこのイベントがやってきた。クリスマスだ。サンタから子供たちへプレゼントが贈られる日だ。

下の子はまだ年少なので具体的な疑問などは持たないようだが、上の子は小学生なので、そろそろ知恵がついてきて「サンタ」という存在自体に疑問を持ち始めているように見える。とはいえ、「本当に居るのかよ?」と疑っているというよりも、その運用方法や仕組みを現実的に考えて、純粋に気になっているようだ。

息子
「あのさ、パパ。うちは煙突がない。そしたら、サンタはどうやって家の中に入るの」


「それは、うちの鍵を渡してあるから大丈夫」

息子
「いつ渡したの。会ったことあるの?」


「いや、プレゼント申請した時に渡した」(※)

息子
「鍵は、母ちゃんとパパのしか無いんじゃないの」


「スペアの鍵があるからそれを渡した」

息子
「どうやって渡したの?会ったことないのに」


「いやそれは別便で送ったのよ。会わずにさ」

息子
「・・・」

「・・・(バレたか?)」

息子
「大変だね、サンタは。他にもたくさんの人の家も行かないといけないから」


「まあそうだね。でもそれがサンタの仕事だから」

息子
「どうやってサンタは鍵を返すの」


「(また運用に関する具体的な話だ…)えっと、次回もその鍵を使ってもらうように言ってある。サンタもいちいち返すの面倒くさいだろうから」

息子
「ふーん」

※ 我が家では、子供たちが欲しいプレゼントのリクエストを、父親が取りまとめて、サンタに対して事前に申請するという設定をとっている

私自身は、たしか小学校四年くらいまでは、サンタが居ると信じていたと思う。それが破られたのは、クリスマス前に、家族でドライブに出掛けている時、クルマの後部座席のところに綺麗にラッピングされたプレゼントらしきものを見つけたことがきっかけだ。案の定、クリスマス当日は、サンタから子供の私にと、その綺麗なラッピングのプレゼントが渡された。そこで、サンタが架空の存在であると思い知った。

我が家の子供たちは、いったい何歳になるまで信じるのだろうか。
妻いわく、上の子は学童に預けているから、マセた子や年長の子によって、早晩、真実を聞かされるのではないか、と。そうかもしれない。

でも、子供に隠れてプレゼント買ったりラッピングしたり、クリスマス早朝に、押し入れに隠してあったプレゼントをこっそりリビングに持って行ったりすることは、多分子供が小さいうちのほんの数年くらいしか経験できない出来事だろうから、できるだけ楽しもうと思う。親としてこのイベントを。
そして何より、プレゼントを見つけた時、それを開けた時の子供たちのビックリした笑顔は、本当に素敵だ。

だから、少しの間だけ、優しい嘘つかせてちょうだい。