あさぶろ日記

note のほうに書いている記事を保管しているだけです。

歳を重ねるごとに、よほど工夫しないと友人関係は続かなくなってきているという話。

大学時代の友人が結婚したとのことで、久しぶりに連絡があった。タイトルは、そんな時にふと思ったこと。例の如く、個人の感想ですので、あしからず。

私には、友人と呼べる関係の人たちが少ない。ここで言う友人とは一旦、「平日の業務外または休日に、一緒に食事や、家に行く/家に招くことができたり、観光に行ったりできる、業務上で利害関係の無い」そんな人たちのこととして定義する。
そうなると、今現在、連絡をとっている友人は、たぶん片手で収まるか少しはみ出るくらいだ。そのほとんどが大学時代に知り合った人だ。今まで、小学校、中学校、高校でも、それぞれの時代で仲の良い友人も居たが、現在はほとんど誰とも連絡を取っていない。環境が変化していく中で、次第に連絡を取らなくなってしまった。険悪になったわけではない、単純に疎遠になってしまったのだ。

冒頭で書いた友人はその今連絡を取っている中でも珍しく、女性だ。
彼女との間には、特にやましいことがあるわけでもないし、今までもそういうことがあったわけでもない。
しかし、異性というとどうにもこちらから連絡しにくい。なぜか。結婚してからは、配偶者からあらぬ疑いをかけられないように行動しようと心掛けてしまう。そして、配偶者に要らぬ心配を掛けないようにとも思うからだ。

彼女の名誉のために断っておくと、恐らく妻は、たとえば私が友人と仕事終わりにご飯に行くと言えば、そのことについて、反対したりはしないだろう。さっぱりした性格の気の良い人なので、そんなことでは怒らないと思う。そこまで器の小さい人間ではない。「行って来なよ!」と言ってくれるそんな優しい人だ。
でも、きっと良い気分はしないはずだ。なぜなら、その間、自分は子供たちのご飯を作って食べさせたりお風呂に入れたり、と、単純に家事タスクをこなす労力が増える。しかもその間、旦那はどこぞの誰かとご飯に行き、何をしているか分からない、となると確実に不満は募る。そんな状態で夜遅くに帰宅した旦那が「いやー、久しぶりに友達と会って楽しかったよ」なんて言えば、「そうなんだ、よかったね」と表面上は返してくれたとしても、きっと内心では「こいつ本当は一体何してきたんだ、こっちは家のこと1人でやって大変だったのに…」と思っている可能性はある。
その友人が異性なら浮気を疑われる可能性もあるが、これが男でも「なに呑気に遊んで帰ってきてんだよ、こっちは家のこと1人でやって大変だったのに…」と思うだろう。相手が誰であろうと不満を感じないことはない。そう思う。

だから私は、可能な限り、友人と会う時には家に呼ぶようにしている。そうすることで、食事は家で提供するし、「こういう友人と付き合っているのだ」という紹介や共有もできる。子供好きな友人だと、一緒に子供と遊んでくれたりするから非常に助かる。

だが、家に呼ぶには幾つか条件というか気にすべきポイントある。

・それなりに知った関係の人であること
→会って間もなかったり、顔見知り程度の人を家に上げるのは怖いため

・子供に対して抵抗が無い人であること
→家で子供が遊んでいるので、気にしないでも会話できるか、子供と一緒に遊べるくらいの子供好きや、友人自身も子連れだとありがたい

・話題が限定的になってしまわない関係の人こと
→内輪の話ばかりになると、その話題に入れない家族は退屈するので、できれば広い話題を話せるとうれしい

・フットークの軽い人であること
→友人は都内在住者がほとんどだが、我が家は地方にあるので、申し訳ないが遠方まで来ていただくことになる

こういったことを気にすると、なかなか来てくれる友人も少ない。というか呼びにくい。ましてやこのコロナ禍では、なおさらだ。
逆に、こちらから積極的に会いに行けばいいのだが、結局家族との時間を優先してしまう(というか優先したい)ので、それもなかなかしにくい。

そうして、次第に友人とは疎遠になっていく。ずっと会わなくてもたまに会えば時間を忘れて、共に楽しい時間を過ごせる友人もいるが、稀だ。ほとんどが会わなければ連絡を取らなくなり、気付けば連絡先すら分からなくなる。
だから、どうしても繋ぎ止めておきたい交友関係があるなら、よほどマメに連絡を取ったりした方がいいのかもしれない。
会わなくなればなるほど会うハードルは高くなり、また、それぞれが、結婚して子供を持つ人もいれば、シングルで生きる人もいるし、年収や社会的ステータスで差がついたり、住む場所が異なったりして、分かり合えなくなることもある。

冒頭の彼女も、また1人、会いにくくなる友人が増えてしまうかな、と思いながら「おめでとう!」と返信メールを打った。