あさぶろ日記

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ペーパードライバー歴約10年だったが、今やクルマ無しの生活は考えられなくなっている話。

自動車を持つということについて。経験談を書いてみようと思います。結構長いよ!

1.クルマに乗る必要がない生活

運転免許を取ったのは、たしか大学に入って最初の夏休みとかその辺りだったと思う。その時は「まあ身分証代わりに免許取得しておくか」くらいの気持ちだった。実際、通っていた大学の街はこじんまりしていたので、移動手段は自転車やバス、電車で事足りた。だから車に乗る機会なんて無かった。

大学を卒業してからは上京して都内の会社に勤め出したけれど、東京こそクルマなんて必要なかった。旅行に行く際にも、電車や新幹線、飛行機を使えば問題なかった。
だから本当に「身分証明書」としてくらいしか、運転免許証を保持する理由が無かった。
そんな生活が約10年続いていた。

2.生活スタイルの変化

やがて結婚して子供が産まれても都内に暮らしていたが、「保活」問題に悩まされていた。保育園に入れることができない。選ばなければ入園できるという情報もあったが、実際に園を見学してみると「ここに子供を預けるのはちょっと…」という不安もあるところも多かった。
そのため、「じゃあいっそのこと田舎に引っ越そう」ということで転居することになった。場所は、何より待機児童が少ないところで、電車で私の実家の最寄り駅まで行きやすい沿線で、なおかつ、勤め先の東京にも出やすい適度な距離感のところを検討。

結果、今住んでいる町が候補に上がり、あれよあれよという間に引っ越した。そして、保育園も良いところが見つかり、新たな生活が始まった。
割と色んな場所に住んだけれど、その時の話はまた別の機会に書こうと思います。

3.脱ペーパードライバー

引っ越してからは、しばらく徒歩や電車、バスで生活していた。しかし、なかなか不便なことも多かった。それは後述するけれど、そんな折に「いっそクルマ買おうか」と妻と話し合いをした。ただ、妻も、私と同じく大学の時に免許を取ったきりで運転もしていないペーパードライバー。
そのため、近くの教習所とかでペーパードライバー講習を受けようかと検討。色々探した結果、ネットでペーパードライバー向けの運転練習をコーチしてくれるサービスを発見し、申し込む。

たった二日間でウン万円というそのサービスによって、結果的に運転に対する恐怖とか不安とかは結構拭うことができた。本当に感謝だ。これだけ大金、身銭を切って支払う以上、意地でも運転できるようになってやる、そんな気分に駆り立てられたことも大きかったと思う。

また、その時に合わせて、10年ぶりにちょっと運転しただけの状態にも関わらず、クルマも購入することにした。ちょうど運良く、中古車でありながらなかなか状態も良く、リーズナブルなファミリーカーも見つかった。完全に勢いだったが、これを逃すとウン万円が無駄になってしまうとの思いから、購入に踏み切った。

4.現在の生活

現在、その時から5年経つが、毎日運転している。
子供の保育園や小学校の送り迎え、高速に乗って旅行や帰省もできるようになった。買い物もスムーズだし、クルマを買って良かった、運転できるようになって良かった、と思うことばかりだ。

もちろん、デメリットもある。
駐車場を月極で借りたりしていた時や、車検、税金などを払う時の維持費はかかるので、定期的に出ていくお金も多い。週末に旅行などで遠出すれば、途端にガソリンも減るのでその分も給油にお金がかかる。
交通事故を起こさないよう気を付けなければならないのは当然で、実際、何度か擦ったり擦られたりということもあった。便利なだけではない、危険と隣り合わせだということは常に意識しないといけない。

今我が家が住んでいる場所的に、割と地方なのでちょっとクルマがあると便利だということもある。もし東京に住んでいたら、私は多分運転していないだろう。都会でクルマを持つには、駐車場代や道の狭さ、混雑さなどを鑑みた時に、個人的にはちょっと割に合わないなと思ってしまう。

なので、世の中の人全てに「絶対的に良いよ!クルマにぜひ乗ろう!」と言うつもりもない。
でも、自分は、今の環境的には、勇気を出してペーパードライバーを卒業して良かったと思う。我が家としては、かなり生活の選択肢の幅が広がった。

5.(カテゴリ別)クルマに乗るようになって良かったこと

ここからは、カテゴリ別に書いてみます。すごく個人的な事情ばかりなので参考にならないことも多いと思いますが。

まずは、帰省するにあたって、良かったこと。

■帰省

・実家に帰省するのに便利
・親を疲れさせないで済む
・田舎の人たちから一人前扱いされる

これは、私の実家が北関東のど田舎にあるので、帰省をしようと思うとどうしても何処かのタイミングで何らかのクルマが必要になってくることが関係している。

実家近辺には駅がまるで無くて、最寄りの駅から徒歩で帰ろうとすると軽く1時間以上はかかる。そうなると最寄りの駅からタクシーを使うか、親に駅まで迎えに来てもらうことになる。迎えもそうだし、例えば地元でどこかご飯屋さんに行ったり買い物に行くとなっても、どうしても親が運転するクルマに頼らなければならない。親も高齢になってきているので、毎度毎度どこかへ連れて行ってもらうというのが正直気が引ける。

また、この町の空気感として強く感じるのは、住んでいた地域が車社会だからなのか、親戚で集まれば、どの家も自家用車で集まる。買い出しや食事処に行くのも、それぞれのクルマで行く。だから、クルマを持っておらず、誰かのクルマに乗り合いさせてもらったりしていると「一人前」扱いされない感じがしていた。

それから、生活していく上で有難いなと思ったこと。

■日常生活

・重たい荷物も気軽に持って帰れる
・雨の日でもそんなに濡れないで行動できる
・コインランドリーへの行き帰りも楽
・寒い時や暑い時でも快適に移動できる

雨の日にコインランドリーに行こうとしても、洗濯物が大量にあると、そもそも持ち運びできない。そして重い。
買い物もそうで、重たいものや大きいものなどを買っても持って帰れなかった。また、たとえば実家に帰省してお土産を貰っても、持ち帰れない。田舎なので野菜とか果物をたくさん持たされたりするが、電車内に持ち込むのはちょっと勇気が要った。

そして一番効果を感じたのは、子育てにおいてだ。

■子育て

・移動の時にすし詰めにならないで済む
・子供が騒いでも人目を気にしなくていい
・子供が寝ても遊んでても楽に移動できる
・好きな時間に好きな所へ旅行へ行ける

都会では電車もバスも至る所にあるので移動には不便しなかったが、こと小さい子供と一緒に出掛ける際には不便極まりなかった。

まだ乳飲み子の時は、まずベビーカーを押しながら電車に乗るのが大変。何より場所を取るし、混雑した時間帯には乗車は諦めてしまうほどだ。バスの場合はそれが顕著だ。抱っこ紐で連れて行っても、やはり混み合った車内で過ごすのは「今もし急ブレーキされたら…」と思うと結構恐怖があった。
また、駅によってはエレベーターがめっちゃ離れているところもあって、ベビーカーを持ち上げて運ばなければならず、「どうしてこんな辛い思いをしないといけないんだろう…」と思うこともあった。
子供が少し大きくなっても、退屈されたらなかなか大変だし、寝られてしまうと、ずっしりした子らを抱えて家まで帰らなくてはならず、帰宅したら腰が悲鳴を上げることもあった。(なぜ子供は眠っているとこんなに重いのか…)

旅行や遠出する際が一番大変で、新幹線や飛行機では、子供の機嫌が悪くなってしまうとなかなか肩身の狭い思いをすることが多かった。席を立って、出入り口付近で、泣いている子を抱っこしてあやしたことは多々あるし、同じようにそういう親に遭遇することもしばしばあった。

6.結論とこれから

それらの問題が、大袈裟に言えば、クルマに乗るようになってほぼ全て解決された。そういうわけで、長くなってしまったが、今のところはVivaクルマ生活です。
ちなみに、70歳になったら免許は返納しようと思っている。判断力落ちるの怖いしそれに気付かないのはもっと怖い。高齢者の事故も多いしね。それまでは気を付けながら乗ります。

あ、でも一つだけ、この生活になって非常に困ったことがある。それは、クルマに乗るようになってから絶対的に歩く距離が減ったので、その分体重は増えてきたこと。意識して運動しないとマズい…。