あさぶろ日記

note のほうに書いている記事を保管しているだけです。

複雑に入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れる話。

名作は、色褪せない。

突然だが、探偵!ナイトスクープという番組が好きだ。
私は、近畿圏の大学に通っていたのだけれど、その時に下宿先で初めてこの番組に出会った。以降、断続的でありつつも、関東地方在住の今でも、ローカル局経由で録画したこの番組を観て楽しんでいる。

先日は、過去の名作特集とかで、爆発卵、東尋坊に飛び込む人、ドブ貝の回を放送していた。私は、前述の通り、にわかファンなのでいずれの回も初見だったが、爆笑した。
すると、小学生の息子もたまたま一緒に番組を観ていたのだが、彼もまた爆笑していた。
私は温かい気持ちになった。

実は、我が家のブルーレイディスクレコーダーの録画容量はもうパンパンで、そのほとんどが、鬼滅の刃プリキュア、小さなプリンセスソフィア、クレヨンしんちゃん、おしりたんてい、歌番組、といったラインナップが占めているのだが、その中にひっそりとナイトスクープも存在する。
しかし、レコーダーの中に残されているナイトスクープの数は、1〜2本だけだ。それより多いと、他の番組が録れる容量を圧迫するので、強制的に消すことになっている。
そのような厳しい録画状況のなかで、少しでも子供の感性に引っかかるものとして、この番組が台頭したことが嬉しかった。

ただ、現代ではこのような番組をこのような構成で作るのはなかなか難しいようにも思う。アホな視聴者がマネして怪我したり事故に遭ったり体調を崩したり命を落としたりしたら番組の責任になってしまったりね。直接的に責任が無くても、やれリスクだとか、やれコンプライアンスだとかで袋叩きにされる時代。世知辛いね。
もちろん最低限の法令遵守や道義的責任みたいなのは大事ではあるけど…。なんとなくそれは番組側だけではなくて視聴者側の問題でもあるように思ったり。

だから名作は名作のまま、これらの過去を超えるものはそうそう出てこないんだろうなと思ってしまう。他方で、もし次が神回だったら…と淡い期待も捨てきれず、やはりまた次回も観てしまう。

ちなみに、妻は、今回の放送を見てドン引きしていた。
厳しい視線にも負けず、私は細々と番組視聴は続けていくし、あわよくば息子もファンに引き摺り込みたいと思う。